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スランプ


今年も半年が過ぎた。年の初めに掲げた目標を、なんの努力もすることなく、スランプに陥る。

(スランプという言葉は努力をしている人、実力のある人が使う言葉なのかもしれないが...)

何か変えたいと思いフィルム撮影会に参加したが、現像に出したら何も写ってなかった。


とあるアーティストが言っていた。

「自分がこうして続けているのは、自分がそうしたいという想いよりも、周りが求めてくれる事に応えたいという想いの方が強い」と。


なるほどそうか。私はさほど写真が好きなわけでなないかもしれない(※バンドや弾き語りは好きだ。だから撮っている)し、さほど求められないからモチベーションが上がらないのかもしれない。

誰に何を言われるでもなく、毎日努力をし続ける人って本当に本当に尊敬してしまう。

こちらがどんなに求めていても活動してくれない人もいるし、なんだか世の中って上手くいかないものだ。。。



この数カ月の霧の中で見えた事は、自分が人にカメラを向けてるときに大事にしたい想いで、それはずっとブレてはいなかったという事、それが私の唯一の自信。

昔は人を撮るなんて考えられなかった。(ご存知の通り、人とのコミュニケーションは得意ではないから)

カメラを始めたのも凄くネガティブな自分が前に進むためでもあったように思う。


風景を撮るのは、自分を試されるようで上手くゆかない。

人を撮るのは、一助になりたいから。一緒に届けたいからだ。

(行きつく先は聞き手であるべき)













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