出来ないことの代わりに
- Masumi Kimura
- 3月2日
- 読了時間: 2分
前々回のブログ記事を公開したところXにてコメントを頂き、その際にお勧め頂いたポッドキャスト「ホントのコイズミさん」にハマりました。小泉今日子さんが「本」や「本に関わる人たち」と語らい、考え、紡いでいくという番組です。
コイズミさん(何故かいつもフルネームで呼んでしまうけれど、今回はこう呼ぼう)は、10代でデビューしてアイドルになっているので、学校も辞めてしまったけれど、逆に本はずっと読んでいて色んなことを学ばせてもらったと...何かの回で話されていました。
若くして売れ過ぎてしまう人って、その後疲弊して引退してしまう人とかいるけれど。第一線でずーっと活躍されていて、素敵に歳を重ねていて、今も尚やりたい事を自分なりに表現している彼女は本当に素敵な人だなぁと想います。(10代でプロとして働き始めるだけでも凄いと思うのに!)
「ホントのコイズミさん」#7と#8で紹介されていた韓国文学の回が興味深かったので、私も先日、神保町の韓国書籍専門店「チェッコリ」に行ってみました。
近年韓国文学のブームが来ているというか(文学というと大げさだけれど)、そこらへんの本屋さんでも売れてる本のひな壇コーナーにあったりしますよね。チェッコリで私が買った本はとりあえず3冊!

アートやカルチャーというものの背景には、国民性とか国の歴史とか社会問題とか…いろんな事が影響しているのでしょうが、私はそういう事には疎いところがあるので、純粋に楽しんでいるという段階です。
アーモンドは既に読了しましたが、奥深い部分があるというか...読んだ後にもちゃんと時間をかけて考えをめぐらせたい事があったりしますね。
アーモンドの主人公は、アレキシサイミヤ(失感情症)という病気を抱えています。私は病気ではないけど、ちょっとコミュ障入ってる部分ありますからね…(苦笑)コミュニケーションって人が生きていく中で本当に重要な事なのに、それが下手だと本当に生きにくい。仕事でもプライベートでも…。それがわかっているから少しでも努力しようとするけれど、そういう障害って病気じゃない人にとっても生まれつきな部分があったり、後天的な環境の影響もあったりして、容易いことではない。
ひとつ私が考えているのは、出来ない事を諦めたりせず、出来ない事の代わりに出来る事もある事を忘れないってことかなぁ。私も今月、また歳を一つ重ねますので、そんな姿勢でいたいです。コイズミさんのように♡


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