なまはんか
- Masumi Kimura
- 2022年2月23日
- 読了時間: 1分
日本ではあまり知られていなかったのに、海外で注目される人やモノというのが時々ある。
私もつい最近まで知らなかった...谷口ジローという漫画家を。
写真展より美術展やデザインの方に興味があったりして、毎週録画して見てるんです「美の巨人たち」
(「ぶらぶら美術博物館」も好きだけどつい見逃しちゃう・・)
それで知って観に行って来ました「描くひと 谷口ジロー展」
その緻密さは漫画というより絵画だと思いました。
特に好きなシリーズは、「歩くひと」の中で写真のような描写を紡ぐところ。
光や影、風や空気、温度や音が伝わってくるような気がします。
それから「原獣辞典」に出てくる壮大な森と可愛らしい生き物の姿。
1日に1コマしか描けないくらい細かすぎる芸術。
それからルーヴル美術館とのプロジェクトによって描かれた「千年の翼、百年の夢」の美しい原画。
こういう人の作品を見ると、ホントに描くのが好きなんだろうなぁ...と想います。
生半可な気持ちでは全うできない、そういう凄みがあります。

最近オリンピックを見ていても感じましたが、
物事を極める人というか、そういう情熱と決意を持った人ってそれだけで尊敬しますよね。
ガッツポーズなんてする機会ないですよ、凡人は。
結果も凄いけど、姿勢が凄いんだなぁ。
嗚呼、いつかしてみたい、ガッツポーズ!


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