SideA_02「虹をかけて泳ぐ魚」中尾諭介
- Masumi Kimura
- 2024年10月17日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年10月20日
「虹をかけて泳ぐ魚」作詞・作曲:中尾諭介
モデル:津川友美
この個展のために中尾さんに音源を録って頂きました。せっかくなので個展が終わった後も一緒に流せたらいいよね、と言って頂けたのでMusicボタンより音源を聴けるようにしました。併せてお楽しみください。
この曲は、2023年11月のワンマンライブで初めて披露された新曲です。音楽やアートは受け手によっていろんな捉え方があると思うので、この9枚は私の世界ですが、少しだけ想いを書いてみようと思います。
(追記訂正:ワンマンライブの前に一度やったはず...という事が発覚しました。10月の早稲田かな?)
イントロの歌詞が当初は「風に笑う君の顔 夕映えてきれいだな」だったので、女性を入れることにしました。モデルは、中尾さんのライブで仲良くなった俳優の友達です。彼女の運転で江ノ島に行って1枚目と3枚目を撮ったのですが、その日はこの2枚を撮るのが精一杯で…重要な "眩しさ" を撮る事ができませんでした。(夕暮れの海に玉ボケするキラキラを撮ろうと決めて行ったのですがね。)
曲の流れと異なるけれど「閉じ込めた寂しさと 同じ色の海に出会う」を表したのは、三段目左の2匹の魚です。
寂しい閉じ込められた水槽で、2匹を写したかった。同じ色の海にしないといけなくて、3段目を同じトーンにするのに苦労しました。印刷したら思ってた青と違くなったり...でもそれもキレイだったのでそのままいきました。
"君の笑顔 めぐる血が たどり着いた 希望だよ" の部分は私の中でとても重要な箇所で...初めて聴いた時、この部分に一番惹かれたんです。輪廻感を出したくて、真ん中の木々を回転させました。"立ち込める雲" の不安感や、"君は君をなくさないでいて" という歌詞もあったのでモノクロにし2段目に配置しました。
最後の包み込む光・希望の光・大空に虹をかけて泳ぐ魚につなげるためのモノクロ。
虹なんてそうそう見られないので、どうしようかって悩みました。プリズムで虹を出そうとしてみたり…魚を撮るためにいろんな水族館に通ったりしていたら、帰りに虹色のイルミネーションを見つけたんです。そのライトを撮ってパソコンの中で動かし弧にして、魚の写真と合わせました。(多重露光という技法です)
7月が終わってもあの玉ボケ写真が撮れないまま、プチ夏休みで新潟の海に行きました。友達に個展の話をしていて「夕暮れの海のキラキラ撮りたいんだよね…」って言ったものの、後で(江ノ島の海の写真と)色味とかトーンとか同じにするの無理かもなぁ…と不安を残しながら。暮れていく夏の海は本当に綺麗で、だけど必死に撮らねばならない(笑)家に帰ってレタッチしたら見事に同じ海のようにハマりました!
私に虹をかけてくれたのは、中尾さんでもありますね。本当にありがとうございます。どうかこれからも追わせてください。
【Live information】
「中尾諭介弾き語りONEMAN LIVE 晩秋2024 〜冷めた熱に転がる呟き〜」
2024年11月23日(土)at 吉祥寺 ROCK JOINT GB
18:00 開場/ 18:30 開演
前売 4000円/ 当日 4500円(別途ドリンク代)
チケット▶この日までの各会場にて手売り&出演者予約&GBHP予約
チケット予約▶inthesoup.nakao@gmail.comもしくは→詳細/チケット
(※入場順番:手売り1-30→予約)




















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