写真の力について。
- Masumi Kimura
- 2018年8月26日
- 読了時間: 2分

今年の夏は、1泊2日の星空撮影会に参加してきました。
人見知りのこの私が、初めてお会いする方とも不安なく過ごせるなんて驚きですが...
写真を撮ることが好きという共通項が広げてくれる世界があるって事です。
ギターを持ってステージに上がる方が安心するっていうボーカリストみたいに、
カメラを持っている私は自然体で居られるみたいです。
写真の力って何かをそれぞれ発表する時間があったのですが、
空気感っていうか言葉では表現しきれない感覚みたいなものを観る側に委ねられるというか.....
その一枚って凄くないですか?って私は想います。
せつないマイナーコードが流れるでもなく、
巧みな言葉で表現してくれるでもなく、
AメロBメロサビっていう5分間の世界でもなく、
黙って一瞬一枚切り取られただけの世界で、何かを伝えてくるとしたら.....それって凄い力ですよね。
最後に問われるモノは人間力なのだと、私の好きなハービー山口さんはよくおっしゃっています。
なんかそれって悟りの境地じゃないですか!って思いますが△
デジタルが発達し、インスタが普及し、鑑賞者の「見る目」が底上げされているこの世の中で、
たった一枚の写真で何かを伝えようとするならば、凄く難儀ですよね。
ひょっとしたらなんにもできないかもしれない。
私はなにも伝えられないかもしれない。
だけど、そんな悟りの境地みたいな処へ行きたくて、何かと対峙している瞬間だけは、自分真っ当だなって思えるのです。(ほかの事はダメダメですが)


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