「歩み」に至るまで
- Masumi Kimura
- 2024年8月3日
- 読了時間: 2分
ギャラリーを探し始めたのは1月の終わりで、2月には内見をし始めました。
渋谷でいいところがあったのですがギャラリーの上の階にダンススタジオがあって、振動が凄くうるさかったのです。
そこはピクチャーレールもあり広くて魅力的だったのですが、悩んだ挙句断念。
結果、恵比寿という場所柄にしてはお手頃な価格のギャラリーに決めました。
HALOは6つの箱がありますが、私が使用するSPACE04は、広いけどピクチャーレールはない部屋。
それで今展示方法や大きさ・レイアウトなどについて毎日考えているところ。
テーマを決めるにあたって、4年前から何が変わったかについて考えてみました。
自分はどう変わったか、変わらない事は何か、オリジナリティについて...etc
4年も撮り続けていればそりゃぁ多少は上手くなったかもしれない。
(上手いの定義はよくわからないけれど)
だけど、一番変わったのは前進してきた姿勢だろうと思い、「前進」という意味を横文字にしてテーマにしようとしました。
英語が堪能な会社の同僚に聞いてみたり、辞書をひいたりネットで検索してみたり。
move on、keep foword、adovance…どの英語も日本語の「前進」とはどこかニュアンスが異なってしまって、途方にくれました。
言葉の壁や言語の違いってこういう時に現れるものなのかもしれません。
私は英検準二級を持っているけど全くしゃべれないし、英語の歌詞より日本語が好きだと思う。
やっぱり日本語かぁと思うけれど「前進」ってなんかストレート過ぎでテーマにするとおかしい。
そうして「歩み」に決まりました。(めでたしめでたし)
今思えば、歩みとは私自身の歩みでもあり、誰かの歩みでもあり、彼らと私の歩みでもあったのです。

P.S.
この足は、湯田剛章さん(汽笛と犬)の脚です。今回湯田さんの曲をフォーカスした理由もどこかで書けたらいいな。個展終わってからがいいかな🐶


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