学びて思わざれば則ちくらし、思いて学ばざれば則ちあやうし
- Masumi Kimura
- 6月27日
- 読了時間: 3分
こう見えてOLです。
(OLとは、和製英語の「オフィスレディー」の略で、一般的に会社勤めの女性事務員を指す言葉です。
また、職種に関係なく会社勤めの女性社員を略称する事も多いです。)
大学を卒業して働き始めてから2回転職をしたが、22年働いている。
仕事が楽しいと思った事は一度もないのに、なんて偉いんだろう…
と時々自分を褒めてやるけれど、こうして歩んでいく事は、自分で選んだ道なのですよね、はいっ。
今の会社は10年以上働いている上に、44歳ともなれば中堅で...
毎年昇給していく代わりに、苦手な仕事が増えていく。
その中の一つが、海外メーカーとの英語でのメールのやり取りなのだ。
英語…全く話せないけれど、高校の時に英検準二級を取得していた。(これまた微妙な級だが)
だからどんなに英語が話せなくたって、そんなにやりとりする事もないだろうし、
海外から商品を輸入するっつったって外資系じゃないんだし…と思っていたのだ10年ちょい前。
でも今は、今更ながら「やっぱり海外から仕入れるのって凄くネック」と感じるのです。
自分の英語力のせいもあるし、文化の違いもあるし、物理的な距離が納期に繋がってくるのもあるし…。
ところが最近、とても有能なアシスタントを見つけたのだ、私!!!
そう、巷で話題のChatGPT(ようやく間違えずに発せるようになった。どうしてもGDPって言いたくなる。国内総生産じゃないよ)
少し前まで翻訳ソフトDeepL(ディープエル)を使っていたけど、仕事関係の人から翻訳ソフトよりChatGPTがいいですよ!って教えてもらってソッコー使ってみたら、あらびっくり!やるじゃない、あなた。わかりやすいわ~。
ところで、GDPじゃなくてGPTってなんなのよ?ってChatGPTさんご本人に問うてみたら、
Generative Pre-trained Transformer(生成型 事前学習済み 変換器)の略語ですって。
それぞれの言葉の意味などは割愛しますわ、ちょっと話長くて森戸君のブログみたいになってきちゃったもんね。
それでね、今日GPTさんとチャットしていて凄く勉強になった事があったので、伝授致します。
(まぁ、英語使わない人には、あまり響かないでしょうけど)
まず、チャットの中で教えてもらった英文の中に下記の一文がありました。
I’m pleased to inform you that I have just received the package.
日本語に訳すと「荷物を受けとりましたことをご連絡でき、大変嬉しく思います。」
大変嬉しく思いますってなに。ちゃんと届くのが当たり前でしょ、むしろ。
だいたい海外荷物って普通に届かなすぎだろーが。
と思い、問うてみました。
I’m pleased to inform you that I have just received the package. という文章について質問です。
日本ではこのような状況であまりうれしいことを強調しませんが、英語では定型句のような表現なのでしょうか。
とても良いご質問です!
おっしゃる通り、「I’m pleased to inform you that I have just received the package.」 という表現には、日本語的な感覚だと「ちょっとオーバーかな?」と感じる方も多いかもしれませんね。

GPTさんの何が賢いかってこういう結論やポイント、もっと他のニュアンスで言いたい時の代案などを解りやすく教えてくれる所なのです。
私はこの「文化の違いによる感覚のズレ」というのが腑に落ちました。
そうそう、こういう事がネックになっていたのです、私。
真面目に沢山勉強してきたのに、学校では誰も教えてくれなかったのです。
たかが仕事でこれだけ感じる感覚のズレ…国と国との話になったらそりゃぁ争いは絶えないよね。

「学びて思わざれば則ち罔(くら)し、思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し」の精神で、私は今日もノートを拡げる。


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