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SideA _01「流れる雲の中で」

更新日:2024年10月19日


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「流れる雲の中で」 作詞・作曲 大野英樹


(HIDEKI ONO「Monologue」の2曲目と、Blanket Cherry「ONE」の9曲目に収録。

会場で限定試聴にさせてもらったのは後者)


英樹さんは私の始まりの人だから...今回の個展もこの曲から始めようと思った。

そもそもは、この曲で組み写真の課題に取り組んでいた事から、個展をまたやろうと思い立ったのだ。

少し鼻にかかるその声がとても好き。

優しくて儚くて、可愛らしくていじらしい。


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1枚目のしゃぼん玉は、実は前回の個展で「Sob Indian」の中にあったしゃぼん玉と同じ日に撮影したもの。

(今回英樹さんが観に来てくれて「使いまわしだろー」と言っていたが、よく気付いたねぇw)

いやいや違う。あの時から続いているんだ。

英樹さんがどんなに地下に潜ろうが影を潜めようが、おいでおいでとしてあげる。


"さしずめ思い出の中じゃ生きられない" という歌詞をしゃぼん玉で表現した。

思い出の中、儚さ、壊れそうな感じ。


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2枚目の花は、春を待ってる笑う花。

立ち上がって今日も歌ってるようでもある。

最初は別の花だったけれど、可愛らしいポピーがこの曲や英樹さんに合っていると思って変えた。


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3枚目は雲の流れと時の流れ。

曲のタイトルでもありサビにあたる部分なので、展示のレイアウトでも真ん中にした。

曲の流れやイメージも考えてレイアウトも全部考えるので本当に難しい。

よくある青く澄んだ空ではないのだ。この人の空はきっと...。


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4枚と5枚目で旅立ちや出発感を出した。

「歩み」にふさわしくもあり、本当はもっと世に出てきて欲しいという祈りも密かに込めている。

そして "あの雲の向こう側" に何があるのかまだわからない少し不安な感じを出したくて、空と海の境がわからない写真とした。


英樹さん自身の曲のイメージと私のイメージはやっぱり違う。

私の価値観で表現させてくれてありがとでした。



【live information】

出演▶REDZ(AURA 湾岸の羊)/大野英樹/手島正揮/滝和祥

時間▶18:30開場/19:00開演

金額▶前売3500円/当日4000円(各別途1ドリンク)

配信あり¥2,500




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